spece
スペシャル

夢の超特急[新幹線0系]本日24日出発進行!「その輝かしき軌跡をたどって」
新幹線開業日上り一番列車運転士[大石 和太郎 氏] 対談 フリーアナウンサー[木佐 彩子 氏]

精緻な造形と重厚感で好評の塗装済み完成品モデル「大人の超合金」シリーズ。
いよいよ今日24日、昭和を駆け抜けた夢の超特急「新幹線0系」が仲間入りする。これを記念して、東海道新幹線の開業日に上り一番列車の運転士を務めた大石和太郎氏と、フリーアナウンサーの木佐彩子氏に、当時の知られざるエピソードと「大人の超合金」の魅力について語り合ってもらった。

蒸気機関車から新幹線へ
大石
私は蒸気機関車から運転士のキャリアをスタートしました。
新幹線に乗る前は東海道線の特急を運転していたのですが、それまではせいぜい百数十キロだった最高速度が、この新幹線0系でいきなり210キロになりました。
木佐
全くの別世界ですね。最初はどんなことに苦労されましたか。
大石
開業当時、東京ー新大阪は4時間運転でした。
これは余裕を見た設定で、仮にずっと210キロで走行すると、時間が余ってしまうんです。ですから最高速度は出さずに、160キロくらいで走っていないと定時運転ができません。
木佐
なるほど。
大石
でもその当時は「夢の超特急」というのが売りでしたから、お客さんは200キロオーバーで走るのが見たいわけです。私も試運転ではずっと160キロで運転をしていたのですが、開業日(昭和39年10月1日)の一番列車では、車掌まで「200キロ、いつ出るんだ」と言ってきて。
木佐
やはり皆さん、スピードを期待していたんですね。
210キロで走ったあの日
大石
これは、一度や二度は200キロを出さないと収まらないだろう、と思いまして。(上り列車で)京都を出ると、すぐに長いトンネルが2つあるんです。その中でのろのろ走って時間を稼ぎ、出てから目いっぱい速度を上げました。でもそのまま行くと時間が余るから、またしばらく適当に行く。米原などの通過駅では弁当持参で見学に来ている人もたくさんいるので、また速度を上げて飛ばす。そんなことを繰り返して時間を調整しました。客席の偉い人たちや、東京で列車集中制御装置(CTC)を見ていた人たちは、「一体何をやってるんだ」と思ったでしょうね。
木佐
それでも大丈夫だったんですか。
大石
当時はダイヤにも余裕がありましたからね。でも、開業初日から200キロをバンバン出したのは、たぶん私だけだったと思いますよ。
木佐
大石さんの列車に乗られた方はラッキーだったと。当時はさぞすごい人気だったんでしょうね。
大石
ところがそうでもなくて、開業直後はよかったんですが、しばらくするとお客さんが減ってきて、私たち運転士が制服制帽で銀座や池袋、新宿まで出向いて「新幹線に乗ってください」と宣伝したこともあるんですよ。
木佐
大石さんも営業に行かれたんですか。
大石
2度ほどありましたね。そんな努力もあって乗客数もすぐに回復し、1967年には1億人を突破しました。
0系ならではの美しさ
木佐
新幹線が開業した64年は、東京オリンピックもありましたね。
大石
そう、ある意味で一番いい時代です。この後70年には大阪で万国博覧会もありましたし、まさに日本中がお祭り騒ぎのようでした。そんな高度経済成長期のただ中にあった日本を走り抜けたのが新幹線0系だったのです。ですからこの時代を過ごした人々には、熱気にあふれていたあの時代のイメージが、0系にオーバーラップするのでしょう。そして0系ならではの美しいフォルム。それが今も人々の記憶に強く残る理由ではないでしょうか。
木佐
この「大人の超合金」ですが、他のモデルと違って内装まで忠実に再現されています。当時の乗客や乗務員の姿を思い出させてくれるフィギュアや、ディスプレースタンドまで付属していて、まさに大人のためのモデルという印象があります。プロの目から実物をご覧になっていかがですか。
大石
外観や車内はもちろんですが、床下の作り込みもすごいですね。それに私、(車体の天井部を外しながら)こうやって上から見て初めて分かったんだけど、トイレがこんな配置になってたなんて、20年間乗ってて全然気付きませんでした。運転席に緊急時用のランプがあるんですが、数えてみたらそれすらちゃんと再現されていて、驚きました。それに、このずっしりとした重みもいいですね。
木佐
大石さん、少年のようなお顔になっておられますね。今日は貴重なお話をどうもありがとうございました。

企画・制作 日本経済新聞社クロスメディア営業局(2012年2月24日発行・日本経済新聞朝刊 広告企画より)







商品の写真は実際の商品と一部異なる場合がございますのでご了承ください。
仕様・価格などは発売日までに変更となる場合があります。


魂ウェブ JR東海承認済 / JR西日本商品化許諾済
Copyright (C) BANDAI CO.,LTD. 2009 All Rights Reserved.
BANDAI