1997年の第1弾「GX-01 マジンガーZ」の発売より、2017年ついに20周年を迎えるハイターゲット・トイブランド「超合金魂」。当サイトでは、その20周年にまつわる最新情報をお届けするとともに、ブランド創設当初から現在にいたるまでの軌跡を振り返ってまいります。

NEWS TOPICS

「TAMASHII NATION 2016」会場よりお送りした動画番組
『超合金な男たちのダイナミック座談会』を再配信開始!

超合金魂 D.C.シリーズ 新ラインナップ大発表!!

超合金魂 D.C.シリーズ 新ラインナップ大発表!!

2016年10月28日(金)~30日(日)に開催された「魂ネイション2016」では、超合金魂など「D.C.シリーズ」の最新ラインナップが発表されました。超合金魂「グレートマジンガー」、「ゲッター1」の他、「暗黒大将軍」まで参考展示され大きな話題に! また、前田建設 ファンタジー営業部の協力で製作された光子力研究所の格納庫ジオラマでは、劇中を彷彿とさせる自動発進ギミックが再現されており注目を集めました。
各アイテムの詳細や、発売予定などについては今後の情報をお待ちください。

20周年へ向けて!超合金魂 再販希望アンケートをAKIBAショールームにて実施

GX-71 百獣王ゴライオン

「魂ネイション2016」開催にあわせ、「魂ネイションズ AKIBAショールーム」で11月中旬まで実施された『超合金魂 再販希望アンケート』に多数の投票ありがとうございました!
集計結果の上位アイテムを、ついに発表!! この結果を、超合金魂20周年イヤーへ向けて商品展開の参考とさせていただきます。
こちらも続報にご期待ください。

2017年に発売から20年を迎える「超合金魂」。
ハイターゲット・トイの原典にして頂点を極めたその魅力をまとめた一冊が発売決定!!
最新情報、歴代アイテム、開発資料、歴代企画スタッフインタビューなど、
本書でしか見られない情報満タンでお送りします!!

(発行:KADOKAWA アスキー・メディアワークス)

アニメーション研究家であるとともに、業界随一の超合金研究家でもある五十嵐浩司氏(タルカス)に、「超合金魂」20周年を振り返っていただきます。
ここで初めて明かされる新事実も出てくるかも……!?

GX20th-02■ダイナミックプロ超合金の黎明期

 1974年2月に発売された、超合金の第1号は?
これはこのコラムをお読みの方はだいたい答えられるに違いない。言わずと知れたGA-01マジンガーZである。では第2弾は……?

超合金魂 GX-02 グレートマジンガー

 手元のリストを紐解くと、GA-02以降はゲッター1、ゲッター2、ゲッター3、グレートマジンガー、ロボットジュニアとある。
つまり、超合金は頭から第6のラインナップまですべてがダイナミックプロ原作のキャラクターで占められていたのだった。1990年代の超合金魂には超合金のリメイクという側面が強かったから、超合金魂の初期ラインナップにマジンガーやゲッターロボ関連が多かったのは、当然の理と言えるだろう。

 超合金魂GX-02グレートマジンガーは、GX-01マジンガーZの発売直後に企画が公になり、ほぼ1年後に発売された。GX-02はヒジ等の組み立て式パーツがほぼ無くなるなど、GX-01のフィードバックが見られる。
元来、グレートマジンガーはマジンガーZよりも先に発売されることが滅多にないキャラクターゆえ、映像の設定のごとく改良が施されるのだ。それゆえ、超合金魂の商品フォーマットはGX-01よりもGX-02が基本となっている感覚もある。

超合金魂 GX-02 グレートマジンガー

ゲッターロボはGX-06として発売された。もともとゲッターロボはマジンガーシリーズと同様、潜在的にファンの多い作品で、当初から発売を望まれていたアイテムである。しかし、ゲッターロボの商品化についてはクリアすべき点が存在した。それは、完全変形合体――は残念ながら無理として、販売形態の問題である。つまり、ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3体の主役ロボをどのような販売形態でファンに送り届けるのかという、問題はその1点にあった。現在のように魂ウェブ商店もない時代であり、超合金魂もまだ生まれたてのカテゴリーだから大きな失敗は許されない。その後、販売形態の件は「電撃ホビーマガジン」誌上でのアイディア募集企画を経て、最終的にはゲッター1、ゲッター2、ゲッター3の3体セットで販売されることになったのである。

さて、10月の魂ネイション2016において、D.C.シリーズの最新ラインナップとして、グレートマジンガーとゲッター1が発表された。実は超合金魂のカテゴリーにおいて、グレートマジンガーとゲッター1の本格的なリメイクは、このD.C.が初めてとなる。何度か新型が起こされているマジンガーZと異なり、15年以上の時を経て新たに着手されるアイテムなのだ。

グレートマジンガーもゲッター1も、D.C.シリーズのイメージソースである“東映まんがまつり”を想起させるものとなっている。グレートマジンガーは『マジンガーZ対暗黒大将軍』、TVアニメ『グレートマジンガー』、『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の映像を元にベストスタイルを目指しているという。一方のゲッター1は顔やカラーリングについてはTVアニメ版を元に作られているが、ゲッター1は放送時期によって、顔などのディテール変化が顕著に現れたキャラクターでもある。そこをどのように取り組むのだろうか? 映像準拠を旗印としたD.C.の真価が問われようとしている。


2016年11月
TEXT:五十嵐浩司(TARKUS)

  • GX20th-01■超合金魂が変えた“価値観”

    • 超合金魂 GX-01 マジンガーZ

      超合金魂第1号、「GX-01 マジンガーZ」が発売されてから来年で20年になる。
      初めて超合金魂の情報を目にしたのは雑誌『B-CLUB』(※1)だったから、それがちょうど20年前ということになるだろうか。
       1997年当時、世の中にフィギュアブームがあった。中心にいたのは『SPAWN』や 『スター・ウォーズ』といった洋物キャラクターで、日本のヒーローは幾分形見が狭いように見えた。 その『SPAWN』や『スター・ウォーズ』のフィギュアも、量販店でコーナーがあるわけでもなく、オシャレな街の洋物フィギュア専門店に置いてあった。インターネットや携帯電話もさほど普及していない頃なので、ワンクリックで買うわけにもいかない。ホビーに接するライフスタイルそのものが異なる時代――超合金魂はそんな頃に芽吹いたのである。

       超合金魂に近い商材として、ガンプラの「マスターグレード」シリーズ(※2)がある。マスターグレードは1995年に発売され、当初から大変な話題となった。それはガンプラが一つのブランドとして、途切れることなく話題を提供し続けていたからだ。一方の超合金はどうだろう? スーパー戦隊のロボットがDX超合金ではなくなったのが1992年。1980年から毎年出ていた戦隊ヒーローの超合金も1994年を最後にリリースが止まっている。そう、1995年は1974年以来、超合金と名前がついた玩具が発売されない初めての年になったのだった。翌1996年には「DX超合金カブテリオス」「超合金 両津勘吉」が発売され、超合金は息を吹き返すものの、フィギュアブームの中心層に響くものではなかった。「超合金魂」は、決してフィギュアブームから生まれたわけではない。むしろ世間の人々が超合金という言葉を忘れかけていたタイミングでの登場だったのだ。

       かくして1997年12月、「超合金魂 GX-01 マジンガーZ」は発売となった。結果、「超合金魂」は様々な価値観を一変させた。洋物中心のフィギュアブームに日本のヒーローが深く食い込むきっかけになったこと……それもある。大人に壁に飾るだけでなく、遊んで楽しむフィギュアを提供したこと……それもある。しかし、本稿で一番注目したい大きな変化は、「超合金」というブランドを普遍的な存在へ押し上げた点だろう。 「超合金魂」の発売をきっかけに、「超合金」はフィギュアというカテゴリーに欠かせないものとなった。それは現在に至るまでの、超合金魂20年の歴史が物語っている。 


      2016年10月
      TEXT:五十嵐浩司(TARKUS)

      【編注】
      ※1 …… 『B-CLUB』:バンダイ出版課(当時)が刊行していた、ホビー情報を中心にアニメ・特撮等メディア情報などの情報や特集を網羅した月刊書籍。「超合金魂」の企画当初から、その開発経緯を伝える連載企画が掲載されていた。(その後、雑誌リニューアルを経て『電撃ホビーマガジン』が「鋼の魂」コーナーとして連載を継承。)
      ※2 …… 「マスターグレード」シリーズ:バンダイ ホビー事業部がガンダム15周年を記念して発表した、ハイクオリティなガンプラリニューアルシリーズ。奇しくも同シリーズも『月刊ホビージャパン』にて開発経緯が毎月伝えられる方式のプロモーションが取られていた。

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「超合金魂20周年」特設ページ開設!ブランド創設当初から現在までの軌跡を最新TOPICSとともに紹介! >>映像を元にアプローチする【D.C.(ダイナミッククラシックス)】始動。マジンガー、デビルマン共演!!

©ダイナミック企画・東映アニメーション ©ダイナミック企画 ©永井豪/ダイナミック企画・ビルドベース 
©1998永井豪・石川賢/ダイナミック企画・「真ゲッターロボ」製作委員会 ©2009 永井豪/ダイナミック企画・くろがね屋
©東映 © 東映アニメーション © 葦プロダクション
© GAINAX/Project Eva.・テレビ東京 ©創通・サンライズ © サンライズ © 光プロ/敷島重工
© タツノコプロ  © BANDAI・VICTOR・GAINAX © 1967 円谷プロ © PRODUCTION REED © 光プロダクション
©東北新社 © SRWOG PROJECT ©ぴえろ © 松本零士・東映アニメーション ©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション © BANDAIVISUAL・FlyingDog・GAINAX 
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